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教育理念・方針

いのちの大切さを根付かせたい。 先達の意思を、この地で連綿と・・・

小城ルーテルこども園は、1909年(明治42年)小城町下町458番地(現手塚氏宅)に、アメリカのルーテル教会から派遣された宣教師 C.K.リッパード(Rev.C.K.Lippard)によって創立され、1913(大正2年)に現在の本町170番地2に移転しました。
1938(昭和13年)には現在の礼拝堂が完成し、園舎での保育と並んで園児たちにいのちの大切さを伝える重要な場として現在に至っております。当初からルーテル教会は、キリスト教精神を背景として、フレーベルの幼児教育理論に裏付けられた保育カリキュラムを組み、この地で先駆的な幼稚園教育を目指しました。


遊具の整備やクラシック音楽をお昼寝の時間に流すなど、幼児教育としては当時、日本最高水準の保育が展開されました。100年前(明治末)九州の幼児教育の場は、わずか活水学園などに設けられる程度であったことを考えると、ルーテル小城幼稚園がパイオニアとして幼児教育に果たした功績は非常に大きいといえます。
キリスト教礼拝の難しかった太平洋戦争中にも小城幼稚園のキリスト教精神に根ざした保育は続けられ、「小城町の中の幼稚園」として地域と共に歩んできた歴史がここにあります。その伝統は、クリスマス・シーズンに灯される「平和の灯火」の運動として、今も生きております。

悲しい事件・事故が多い、 この時代だからこそ ・ ・ ・

今、教育が難しいと言われる時代ですが、5242名(2019年4月現在)に達した卒業生の皆様と共に、今まで歩んだ道・伝統を守る「小城幼児人道教育の礎石」としての役割を果たしていく所存です。そして、次の100年は、それぞれの時代に対応しつつ、ますます「いのち輝く保育」を目指して歩んでいきます。

創立110年を迎える節目のとき、創業時の理念と使命を改めて胸に刻み、子供たちの人生において最も重要なこの乳幼児期に職員一同全力を挙げて関わっていきたいと考えています。歴史ある小城ルーテルこども園の新たな活動にご期待ください。

小城ルーテルこども園の教育方針

★人は皆、神様の前に平等であり、神様に愛され、互いに愛し合い、
助け合って生きるものであることを
園の生活や雰囲気(環境)の中で体得していきます。

★一人ひとりの人格、思いを大切にし、生涯の土台を育むことをねらいに
成長を援助していきます。

★子どもの自由な発想、あそび、活動を大切にし、
主体的に生きる力を養います。

★神様からいただいた体を大切にし、神様のつくられた自然に多く触れさせ、
感性豊かな心を育てます。

★絵本の読み聞かせを大切にします。

★家庭とこども園が協力し合って、子どもの成長、福祉につとめます。

小城ルーテルこども園の園児像

思いやりがあり、元気で、生き生きと表現する子ども


思いやりのある優しい子ども
生命の尊さを知り、友達の痛みがわかる子ども

元気な子ども
心身ともに健康で明るい子ども

生き生きと表現する子ども
物事に興味や関心を持ち、自分で考え楽しく表現する子ども
学校法人天山ルーテル学園
幼保連携型認定こども園
小城ルーテルこども園
〒845-0001
佐賀県小城市小城町170-2
TEL.0952-72-3221
FAX.0952-72-3440
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